Hirofumi Yoshida - 吉田裕史

吉田裕史

吉田裕史:指揮者

東京音楽大学指揮科及び同研究科修了。ドイツ・イタリアで研鑽を積み、2007年ローマ歌劇場カラカラ浴場野外公演を指揮、2010年1月よりマントヴァ歌劇場音楽監督に就任。

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最後の言葉は "O Scarpia, avanti a Dio!" (あぁ、スカルピアよ、神の御前で!) でした。 トスカは死を直前にしたこの最後の瞬間に、なぜ恋人のカヴァラドッシの名前ではなく、憎きスカルピアの名前を口にしたのでしょうか? この疑問に納得のいく答えが得られたのは・・・ そう、イタリアに住み始めて、してしばらく経ってからのことでした! (続く)

12月5日に プッチーニ作曲 "トスカ" を指揮します。 これから公演日までの間、このあまりにもドラマティックなオペラについて、その舞台となったローマの街、建造物、歴史的背景、ストーリーとその魅力等について綴ってみようと思います。
この写真は第三幕の舞台となる、サンタンジェロ城です。 テヴェレ川沿いに建ち、中世にはバチカン市国を護るための要塞としても機能していました。 また、かつて短い期間ではありましたが、ローマ法王が居住していたこともあったようです。 日没とともにライトアップされた姿は、永遠の都といわれるこのローマの中で、最も美しく、ロマンティックです。 
この城の最上部分にある屋上は、"トスカの飛び降り自殺" の舞台として、オペラ史上あまりにも有名な場所となりました。 次回は、その最上階から下を見下ろした映像、まさにトスカが飛び降りた時に眼下に迫ったであろう、そのシーンをお見せしようと思います。

2004年10月11日 03:16

マエストロ・メルクル!

マエストロ、準・メルクル指揮の バイエルン国立歌劇場管弦楽団アカデミーコンサート ゲネプロへ。 全ての曲目を"海"に関連する作品で統一! ブリテンのオペラ、ピーターグライムスより、"4つの海の間奏曲" ドビュッシーの "海" etc... うーん、さすがマエストロ。 聴衆の皆さんに、本当に楽しんでいただけるプログラムではないでしょうか。 
ゲネプロ後、歌劇場内指揮者室にて、(あのクライバーも使用していた!) 音楽談義。
夜行でローマへ。

アルミンク指揮のミュンヘンフィルハーモニー定期演奏会 なんて美しいサウンド! チェルビダッケに鍛え上げられ、さらに磨きがかかっていくこのオーケストラ、いつも最高の音楽を聴かせてくれてます。 (続く・・・)

2004年10月 9日 03:15

ミュンヘンでゆっくりと。

家の近くのカフェで遅めの朝食をとりながら、ゆっくりと新聞を読んでいるところです。 "Taifun in Japan(日本の台風)について、かなり大きな記事が出ていました。 その後、ミュンヘンで一番品揃えの豊富なCDショップ "Ludwig Beck" で、じっくりとCD探し。 店員さんにお願いすれば、すべてのCD を試聴することができるので、本当に気に入った物が見つかります。 トスカの新しいDVDを発見! まだ日本では未発売とのことなので、さっそく購入しました。

服部譲二指揮 ウィーン室内歌劇場 モーツァルト"偽の女庭師" ゲネプロ。 
ウィーン・グランドホテルにて幸田浩子さん(ソプラノ)、甲斐栄次郎さん(バリトン)、太田麻衣子さん(バイエルン国立歌劇場演出助手)等とミーティング。 
ウィーン国立歌劇場でラ・ボエームを見る。

マエストロの本日のランチをブログにて特別公開! インド人のマエストロは辛い物が本当にお好きなようです。 それにしても、世界中どこに行くにも "My唐辛子" を持ち歩かれるとは・・・ 驚き。 あの精力的な指揮振りと情熱的な音楽の源は、日々の食生活とも関係があるのかもしれません。 そういえば、ローマにいる韓国人の友人達は、とてもエネルギッシュのような気がします。
リハーサルは、マエストロのまったく無駄のない指示とともに、非常にテンポよく進んでいきます。 こだわる場所はとことんこだわり、しばらく通して演奏したほうが音楽を作りやすい場所は、できるだけ止めずに流していきます。 このコントラストの絶妙なこと!

2004年10月 1日 03:13

マエストロ・メータ

10月3日、サントリーホールにて行われる ズービン・メータ&スーパーワールドオーケストラ の練習が始まりました。 曲目は、G.マーラー作曲・交響曲第2番「復活」 です。 私にとっては、昨年のN響定期(準・メルクル指揮)に続いて、この曲の2回目のアシスタントになります。 リハーサル会場に颯爽と登場したマエストロとさっそく打ち合わせをしましたが、その説明はとても的確で、彼のこの曲に対するイメージと明確なビジョンが伝わってきました。 昨年のメルクルとは,まったく違う演奏になることでしょう! 
さて、この曲における副指揮者の仕事は、①第五楽章のバンダ(通常、舞台裏に配置される別働楽器群)の演奏責任を受け持つ ②音楽的、音響的効果を得るために必要なセッティング: ホール内の扉の開閉タイミング、マイクやスピーカー等の音響バランスの判断(これはもちろん、ホールによって違ってきます) ③第四楽章における、ソロとオーケストラのバランスに気を配る ④パート譜のチェックと、リハーサルの円滑な進行を補佐する。 といった内容となります。
ベルリンフィル、ミュンヘンフィル、パリ管弦楽団、シカゴ響等、世界のトップオーケストラの首席奏者たちからなるこのオーケストラのサウンドは、5時間に及ぶリハーサルが "一瞬" に感じてしまうほどに魅力的です。 さあ、これから合唱(晋友会合唱団)が加わってのリハーサル、最終楽章の昂揚感を想像しただけで・・・わくわくします!