Hirofumi Yoshida - 吉田裕史

吉田裕史

吉田裕史:指揮者

東京音楽大学指揮科及び同研究科修了。ドイツ・イタリアで研鑽を積み、2007年ローマ歌劇場カラカラ浴場野外公演を指揮、2010年1月よりマントヴァ歌劇場音楽監督に就任。

Calender

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

New Entry

Archives

Category

Links

Links2

2006年3月29日 16:09

トリエステ "港のある街"

昨日から、トリエステ にきています。 
私の住んでいるローマからは、ユーロスターという特急電車に乗り、フィレンツェ、ボローニャ、ヴェネツィアを経由して約7時間の旅でした。
 
ナポリやパレルモもそうですが、港のある街というのは独特の雰囲気を持っているように感じます。
とても活気があって、そして何か"特徴"を持っているのです。

歴史的にハプスブルク帝国の一部であったり、国連の信託統治地域となったこともあるこの街は、"文化の十字路" と呼ばれていて、その昔、"公用語"がドイツ語と定められていても、人々は常にイタリア語を話していたとか、現在でも、例えば Bar (イタリアではカフェのことをバールと呼びます)に入ると、なんとBGMにウィンナワルツがかかっていたりするのですから、とても不思議です・・・

P.S. 今日からいよいよオーケストラ(トリエステ歌劇場管弦楽団)とのリハーサルです! 

日本テレビ 「深夜の音楽会」 に出演しますが、放送時間が変更となりました。 

1回目のプログラムは4月12日で変更はありません。

♪日 時  2006年 4月12日(水)深夜2:14~3:14

♪出 演 
指 揮 * 吉田裕史
ピアノ * 小林愛実(あいみ)
ソプラノ * 幸田浩子
バリトン * 宮本益光
管弦楽 * 読売日本交響楽団

司会 * 山下美穂子/奥田佳道
(日本テレビアナウンサー)

♪曲 目 モーツァルト
ピアノ協奏曲 第26番「戴冠式」から第1楽章

モーツァルト
歌劇〈ドン・ジョヴァンニ〉から
「ツェルリーナの薬屋の歌」
ドン・ジョヴァンニのセレナード「窓辺においで」

モーツァルト
歌劇〈魔笛〉から
序曲
夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のように胸に燃え」
「私は鳥刺し」
パパゲーノとパパゲーナの二重唱「パ・パ・パ・・・」

♪収 録
2006年 1月 25日 東京オペラシティコンサートホール にて収録


2回目の放送(プロコフィエフ・ロミオ&ジュリエット)5月10日(水)が、編成の都合により変更となりました。
5月3日(水)深夜1:44-2:44へ移動いたします。

とっても夜中ですが・・・ みなさん、ぜひ観てくださいね!

2006年3月20日 16:13

歌に生き、恋に生き・・・

3月6日付の読売新聞夕刊 「世界の旅」 欄に、プッチーニのオペラ・トスカに関する私のコメントが、少しだけですが紹介されました。 トスカ、大好きなオペラの一つです! 今年の10月には韓国の ソウル・セジョンセンター 、そして12月にはインド・ムンバイ歌劇場にて、このオペラを指揮することになっています。


オペラ「トスカ」の舞台(ローマ)

テベレ川沿いに立つサンタンジェロ城。オペラの幕切れで、屋上から歌姫トスカが飛び降りる迫る権力 意志貫く歌姫。

 「この歌の題のせいで、トスカが恋愛中心に生き、受動的な女性だと誤解されることが多い」と言うのは、オペラ座の指揮者アシスタントの吉田裕史さん(37)。

 スカルピアは「空砲による見せかけの銃殺刑」を意味ありげに部下に指示した後、トスカに刺殺される。これを吉田さんは「彼女は極限状況の中で、強大な権力に立ち向かう道を自ら選んだ」と説明する。

 トスカ初演当時のローマは、再統一されたイタリアの首都になってから30年足らず。急速な産業発達のひずみで、労働者のデモや工場占拠も多発していた。激動の時代だからこそ、自分の意志を貫き通した歌姫トスカの壮絶な姿に観衆は感動したのだろうと思った。(文と写真 藤原善晴)

 「トスカ」 フランスの作家ビクトリアン・サルドゥーの戯曲をイタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニがオペラ化。1900年にローマのコンスタンツィ劇場(オペラ座)で初演。たびたび映画化もされた。オペラ座では、初演時の「歌姫トスカ」を忠実に再現し、日本、中国、インドなどアジア諸国を年内に巡演する準備を進めている。

4月7日から始まる トリエステ歌劇場 での "ローマ歌劇場バレー カルラ・フラッチとともに バランシンへ捧ぐ" へ向けての練習が始まりました。 
急遽、曲目が変更になってしまったので、スロースターターの多いイタリア人ダンサーの皆さんも、さすがにテンションがハイになっています(笑)


Serata Balanchine
(バランシンの夕べ)

La chatte(猫)
musica di Henri Sauguet

Jeux(遊戯)
musica di Claude Debussy

L'après-midi d'un faune(牧神の午後への前奏曲)
musica di Claude Debussy

Le Bal(舞踏会)
musica di Vittorio Rieti

Corpo di Ballo del Teatro dell'Opera di Roma
con Carla Fracci
(ローマ歌劇場バレー団 with カルラ・フラッチ)

Maestro concertatore e direttore Hirofumi Yoshida
(コンサートのマエストロ、そして指揮者 吉田裕史)
Teatro Lirico Giuseppe Verdi - Trieste:
(ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇場-トリエステ)
7, 8, 9, 11, 12, 13, 14 aprile 2006
(公演日です!)

2006年3月12日 16:15

プラハ・スメタナホール

ワグネルソサエティオーケストラと、プラハにて演奏。 
ヨーロッパツアー最後を飾る、完全燃焼の演奏となりました!

バンベルクからニュールンベルクを経由して、プラハに着きました。
ワグネル・プラハ公演は12日、スメタナホールで行われます。

夜は、チェコフィル のコンサートへ。

10. března 2006
pátek Dvořákova síň  19:30

Cyklus F6
J. HAYDN: Symfonie č. 102 B dur Hob I:102
E. ELGAR: Symfonie č. 1 As dur op. 55

Česká filharmonie
dirigent Sir Colin Davis

コリン・デーヴィス指揮のエルガーは、最高にノーブル&エレガントでした。 
エルガーの演奏に最も必要な要素は、美しい音、高貴な香り、エレガント、そしてマジェスティックな高揚感・・・ ではないでしょうか。
今宵、ドヴォルザークホールは、この国が世界に誇る美麗なチェコフィル・サウンドで満たされていました。 

慶應大学ワグネルソサエティーオーケストラと、ウィーンにデビュー! 
満員の聴衆の前で大熱演。 大成功をおさめました。

ヨーロッパツアー・プログラム

G.ベルディ  歌劇《シチリア島の夕べの祈り》序曲
芥川也寸志  交響三章
ブルックナー  交響曲第4番「ロマンティック」

2006年3月 4日 16:17

モーツァルト 「魔笛」

東邦音楽大学・グランツザールにて、モーツァルトのオペラ「魔笛」を指揮! 
素晴らしい公演となりました。 

詳細は: こちら

友人で俳優&オペラ演出家のダリオが、「なぜニッポン人は美しい風習を捨てるのか」というタイトルの本を執筆しました。 在日外国人代表8人に選ばれて、彼の日本に対する熱い思いを綴っています。 

その中で、日本のオペラ界の現状や彼の交友関係についても触れていて、私のことも紹介(本文122ページ)されています。 

トリノ生まれの彼は、幼いころから日本についてかなりの関心を持っていたそうです。 中でも黒澤明監督の映画を通して "日本" に対するイメージが培われていったとのこと、とても興味深いですね!